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ふるい友人のこと

うふふ チョコレート。

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東京在住の 古い友人から頂戴しました。
ヴァレンタインデーとなりましたので、本日開けてみました。
ひゃー! きれい!


おもえば学生時代…大学3年くらいからの付き合いになりますので
18年ほどになるのでしょうか。
私たちは他大学の能楽部の部長どうしてあり
偶然にも早朝バイトのバイト仲間でもありました。

ワキ方能楽師として駆け出した彼と
ガラス道に転がり込んだ私。
ひそかに
道は違えどおなじく道に仕えるもの同士、と熱くもあり淡々ともするような気持ちで、
意識せずにはいられない人です。
同士であり、ライバルであるような。
(夢にむかって頑張る!というようなことでは、それは無いような気がするのです)
(そして当然意識するってそういう意味ではないのです)


いくつになっても 
まったく他のジャンルに そういう存在のひとがいるというのは
ウレシイことです。
自分の仕事にだけ正直に真剣に辛辣になればいい と
そういう気持ちになる人です。



あーチョコうまい!


四ッ谷のおでんやさんで おかみさんに
「そこに座った人はみんな出世するからね」と言われて
ちょっとその気になって盃をかわした日から、どれくらいたったでしょうか。

最近は東京に行っても舞台のある時間まで仕事ということが多くて
毎月のように金沢や東京で見ていたお能からも
すっかり疎遠になっていましたが
4月には彼が立つ舞台を金沢で久々に見ることができます。

楽しみであり、どこか勝負をしに行くようなぴりりとしたものが
あります。


チョコはちいさな箱の中に
いつくも入っていています。
甘くてとろりくちどけのいいもの、
きりりと苦味つよいチョコが、あまいペーストを包んだもの、
かりっと歯ごたえがあって気が抜けないもの、
いろいろな風味がゆたかです。
見た目が美しくて、なかなか手が出せないものも。
楽しみすぎて後回しにしたいものも。

彼がくれたチョコは
そのまま
日々を生きている
私たちのすべてであるような気がしました。









で、昨日のパーツの写真撮り忘れたことを ごまかしきれただろうか…

お お おやすみなさいっ!