コアを磨く

コアグラス、ってあるんです。

ほしい器のカタチのコア(核)を
芯棒の先に粘土やスチールウールで作り、
そのまわりにガラスを少しずつ溶かしながらうすく巻きつけ、
さらにガラスで模様を描き、ゆっくりゆっくりさまします。

出来上がったら芯を抜き、コアをナイフなどで突き崩し
中を紙やすりなどで丹念に磨き上げて器に仕上げます。

ひとつの型からひとつの器しか作れないので
生産的でないこと
たいへん手間と技術が必要となること
などの理由で、
紀元前1世紀に吹きガラスの技法ができたのと同時に
一時は歴史の波に消えた技法だそうです。


そんなコアグラス、の、冷酒杯。
中を磨く作業はなかなか大変。

紙やすりをすこしずつ細かくして
10工程ほどにして、磨き上げていきます。


電動ろくろのまんなかに
ねんどに埋めて。
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紙やすりを突っ込んでザリザリザリザリ。
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すこし細かいものに替えてさらにザリザリザリザリ。
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×10くらい。



ずっと一か所を見ていると
飽きてきたり目が疲れるので
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剪定した薔薇をボールに浮かべてオアシスをつくってみたりして。
時々目線をずらして
私の愛しの薔薇をめでたりする。
今年もわさわさ咲きました。




出来上がりは
夏の作品展のDMで、となります。スミマセン。

今日は黙々とコア磨きでした。
指先がすっかりごわごわですー。
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by acof | 2012-05-30 23:51 | 仕事のこと | Comments(0)