人気ブログランキング | 話題のタグを見る

関ヶ原合戦祭り2013

「FUKUIうるわし工芸展」の追い込みだー
といいたいところではありましたが
20日日曜日は
岐阜県関ヶ原町で行われた
「関ヶ原合戦絵巻2013」を見学しに行きましたよ。
私は初めての参加でした。

とはいえ今回はあいにくの雨で
石田三成が陣を置いた笹尾山で行われる予定だった
鉄砲隊が火縄銃や大砲で行う演武や
武将とその隊の時代行列、合戦を再現する時代絵巻など
お目当てはことごとく中止で
残念でした。

会場内のホール(つまり屋内)で
各隊の布陣パフォーマンスや戦国絵巻の一部、クライマックスシーンを
やってくださって
それはとても面白かったです。
ほんの一部、とはいえすごい迫力でした。
このイベントに参加する足軽や武将は
公募なのですが
パフォーマンスを行った東西軍10隊の武将は
みなさん声もよく、動きも機敏で
役者さんなのかな??
アツいお客さんを巻き込んで
とても盛り上がっていましたよ。

歴史、好きですか?
私は江戸の風俗には興味があって勉強もしましたが
戦国時代は縁が薄かったのです。
ところが夫は
大谷吉継という武将がとにかく好きで
つきあいだしたころ
大谷吉継と石田三成の友情について
大谷吉継の秀でた点について
大谷吉継の合戦における戦いについて
アツく語ってくれたものです。
そしてそれがとても面白かった。

有能なガイドがいると
一歩を踏み入れるのは案外易く
さらに奥に進むのは存外楽しく
帰り道もわからぬところまで来てしまうものです(有能か?)。
私などはまだ入り口付近でうろうろしているくらいですが、
いや、確かに歴史って面白いですね。
ずーっと人と出来事がつながっている。
些細な事だったはずが、意外な結果を招いている。
そして切り口立場が違うと
何もかもが変わって見えます。
そして歴史好きの人が語る人や出来事って
いきいきして聞いているのが楽しい。
会ってきたみたいに話してくれるのがまた楽しい。


今回いけなかった笹尾山は
公園として整備されていて、
山頂へとがんばって登ると展望台になっています。
そこに立つと、今でも三成の目線で見渡すことができるのです。
徳川軍は正面のあの山に陣を置いているな。
大谷はこちらにいるな。
小早川秀秋が裏切って攻め込んでくるのも
三成はここから全部見えていたんだな、とおもうと
400年以上前のこととはいえ
なんだか胸が痛みます(西軍目線)。

2年ほど前に訪れた時の記憶なので
もしかしたら少々変わっているかもしれませんが
歴史に興味がある方は
ぜひ一度関ヶ原に行ってみてください。
イベントは時々やっておられるようですが
静かな場所です。
資料館もなかなか面白いです。西軍よりで。

それで数少ないまともに撮れたお写真。
関ヶ原合戦祭り2013_d0166614_050284.jpg

真ん中がひこにゃん。
…ではなく、ひこにゃんで有名な彦根の武将・井伊直政さん。
ひこにゃんのかぶっているのは、「井伊の赤備え」とよばれる
井伊家伝来の兜たしいので
この人のかぶっているのがモデル、ていうかおそろい。
とても張りのある素敵なお声の方でした。


また来年も行きたいと思います。



ぜんぜんガラスは関係ないので
ぽちっとは載せないでおきますね。
載せていいのかな。どうでしょうね。