今日は友人姉妹の展示のお話です。
滝澤和佳美追悼・稲垣有香
~とんぼ玉姉妹二人展~
私は滝澤さんが大好きです。いつもにこにこして、いや「にこにこ」というより「ぎゃはは」とよく笑ってくれてそのくせ微妙な雰囲気をちゃんと読んでくれる大人で私はその冬、展示に来てくれた滝澤さんを見送ったあと、「あ、アレ言わなきゃいけなかった」と思っていてもまあ滝澤さんならまたすぐ会うでしょ、そん時ゆっくりいいましょ、と思っていました。
もう会えないとは思ってませんでした。
一年経ちますが滝澤さんのことを思うと今もぐっとこみ上げるものがあります。むちゃくちゃだな!と仕事のスケジューリングを呆れられることもありますがむちゃくちゃな日々の中でこれだ という一点ができたとき、やっぱり滝澤さんのことを思います。なんでいつでもいいや だなんて思ったんだろう?
あんまりよくないですね。やめやめ。
滝澤さんの玉をみるたび、わたしは「That'sとんぼだま!! ってかんじだな」と思っていました。もちろんいい意味です。透明感があって、色鮮やかで、花は大きく華やかで、元気で、なんというか、生命感があって。なかでも私は虹色のとんぼ玉が好きです。ステンドグラスをイメージされていたのかなでも私にとっては虹の玉です。光にすかしたとき、ほんとうにきれいだった。
16日までの展示です。お近くの皆様どうかどうか、お近くでなくてもどうかどうか足をお運びください。妹の稲垣さんの玉は言うまでもなく美しく、華やかで 色気があります。私も大好きです。稲垣さんの作品も、お人柄も。奈良のランプワーク展ではほんとうに、人様にお見せできないような浮かれた写真をたくさん撮りました…めちゃ笑いました。そしてその写真を見ては自分の顔がパンッパンなのを反省し私は只今ダイエットの鬼と化しております。
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